歴代アメリカ大統領の年齢

アメリカ最初の大統領、ジョージ・ワシントン初代大統領が1789年4月30日に就任してから今年2024年で約235年が経ちます。

その長い歴史の中で全59期、45人の大統領が生まれました。今回はこの歴代アメリカ大統領の年齢に関するデータを見ていきたいと思います。

歴代のアメリカ大統領で最も若く就任したのは1901年9月14日に42歳332日で就任したセオドア・ルーズベルト元大統領です。日露戦争で日本とロシアの調停に尽力し、ノーベル平和賞を受賞していたり、アメリカ人初の柔道の茶帯保有者となるなど、日本との関りが深い大統領です。

対して歴代最高齢は2024年4月現在、現職である81歳のバイデン大統領です。歴代第2位はロナルド・レーガン元大統領の任期満了時の78歳3日です。バイデン大統領は2021年1月20日に78歳81日で大統領に就任したため、大統領への就任と同時に歴代最高齢の大統領となりました。任期満了となる2025年1月には82歳82日となり、最高齢を4年更新することになります。

次は全体の傾向を見てみます。1789年の初代大統領の就任から1901年のセオドア・ルーズベルト元大統領の就任にかけて、大統領の年齢が若くなる傾向が見られました。それに対して1901年から2021年のバイデン大統領の就任にかけて年齢が高くなる傾向が見られました。基本的には1900年頃から高齢化の傾向が始まっていると言えると思います。

最後に、2024年大統領選挙は11月に有権者による投票が行われ、2025年に大統領が正式に決定します。その後2025年1月20日に新しい大統領が就任します。今回の大統領選挙は現職のバイデン大統領とトランプ元大統領の一騎打ちになると予想されています。バイデン大統領は就任時に82歳、トランプ前大統領は78歳、任期満了時にはそれぞれ86歳と82歳となります。どちらの候補者も一般定的には身体機能や認知機能が心配になる年齢です。果たして今後もこの高齢化傾向は続いていくのでしょうか。日本に高齢化の波が波及しないことを願います。

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